任意継続被保険者制度

任意継続被保険者制度は、退職などによって被保険者の資格を失った場合にも、一定の条件のもとに継続して被保険者となれるしくみです。退職により被保険者の資格を喪失した人が、他の事業主に雇用されて再び被保険者になるまで橋渡しする制度です。この場合の保険者は、当健康保険組合になります。

資格の取得条件

次の3つの条件すべてに該当すれば、被保険者資格を喪失した際、継続して被保険者となることができます。

  1. 退職して被保険者の資格を喪失したこと。
  2. 資格喪失日の前日までに継続して2か月以上の被保険者期間がある。
  3. 資格喪失日から20日以内に健康保険組合へ加入申請し、指定された期限までに保険料を納める。

加入申請は資格喪失日から20日以内に健康保険組合に対して行います。加入されますと、新たに保険証が交付されます。保険証の記号・番号が変わっていますので医療機関の受付に新しい保険証の提示を忘れないでください。

資格の喪失

  1. 翌日喪失
    1. 被保険者となった日より起算して2年を経過したとき。
    2. 被保険者が死亡したとき。
    3. 納付期日までに保険料を納めないとき(期日は当月10日)。
  2. 当日喪失
    1. 健康保険の強制または任意包括の被保険者となったとき(就職)。
    2. 後期高齢者医療制度の被保険者となったとき。

保険料の決定

イラスト
  1. 退職時の標準報酬月額と当健康保険組合の平均標準報酬月額のいずれか低い方の額に当該年度の保険料率を乗じた額です。
  2. 翌年度以降の保険料は、退職時の標準報酬月額と毎年4月1日に見直しされた当健保の平均標準報酬月額のいずれか低い方の額に当該年度の保険料率を乗じた額となります。
  3. 介護保険料納付対象者(被保険者本人が40~65歳未満の方あるいは40~65歳未満の被扶養者を有する方)の介護保険料も同様に計算されます。
  • 保険料は、事業主負担分がなくなり全額自己負担になります。
  • 退職月の給料から控除される保険料は前月分(末日退職者は前月分と当月分)です。
  • 任意継続被保険者の保険料は前納することもできます。

任意継続被保険者の保険給付

傷病手当金、出産手当金を除く保険給付は一般の被保険者と同様に法定給付・付加給付が支給されます。任意継続被保険者への傷病手当金・出産手当金は平成19年4月から廃止になりました。

加入手続きと保険料の納付方法

受付期間

退職日の1か月前から退職後翌日から20日以内の期間で加入手続きを受付けます。

本ページ最下部の『任意継続被保険者資格取得申請書』の1~3頁を熟読のうえ、誤りのないようお手続きをお願いします。

手続きから発行へのながれ

1 「任意継続被保険者資格取得申請書」の提出

健保任意継続宛に送付願います。

ご捺印および保険料納付方法(年間/半期/月払い)の選択をお忘れなくお願いします。

↓
2 保険証、保険料納入告知書等を発送

任意継続の保険証と申請時に選択の保険料納付方法(年間/半期/月払い)に基づく保険料納入告知書(保険料・納付期限・納付先)など関係書類一式をご自宅宛に発送します。

↓
3 保険料の振込み(支払い)

注1.現金による納付、および引落しはしておりません。

注2.納付期限まで納付がない場合は、資格取得の取消しとなりますのでご注意ください。

注3.振込手数料はご本人様負担です。

退職日1週間前までに手続きされた方には、退職日までにご自宅に郵送します。その後の手続きの方は、申請書着後約1週間後にご自宅に郵送します。

退職前の保険証は退職日翌日以降使えません。退職時に必ず事業主に返却してください。また、任意継続保険証は新規に交付しますが、退職前の保険証とは番号が変わります。

健康保険高齢受給者証の交付

任意継続被保険者の人が期間中に70歳になった場合は、健康保険高齢受給者証が本人・被扶養者一人ひとりに交付されます(健康保険被保険者証と併用)。

任意継続制度加入の注意点

「任意継続被保険者資格取得申請書」は、任意継続制度に加入をご希望の方のみ提出ください。

一度加入されますと、次の事由以外では任意に脱退・喪失はできません。

  1. 被保険者期間が2年に達した時
  2. 再就職により他の健康保険に加入した時(国民健康保険は除く)
  3. 健康保険料を納付日までに納めなかった時
  4. 死亡した時
  5. 後期高齢者医療制度の被保険者になった時

申請書類はこちら

任意継続被保険者資格取得申請書 書類(PDF)